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ディープインパクトがジャパンカップで優勝した！

今回の『第26回ジャパンカップ[G1]』は、日本で唯一ディープインパクトを破った馬「ハーツクライ」が出場することで高い注目を浴びていた。

ジャパンカップでのディープインパクトの単勝オッズは1.3倍。一見するとかなり低い倍率だが、ほとんどのレースで1.1倍をつける（過去のオッズは、1.0倍が最低、1.3倍が最高）ディープインパクトとしては少し高い倍率と言える。

これはやはり、ハーツクライへの「もう一度ディープインパクトを破るかも知れない」という期待があったからだろう。

『ジャパンカップ』でのディープインパクトの動画。出走前の出走馬紹介から、ディープインパクトの優勝が決まる瞬間までが見られる。そして、ディープインパクトの騎手「武豊（たけゆたか）」とディープインパクトの調教師「池江泰郎（いけえやすお）」のインタビューまで付いている。

再生時間は、05分27秒。YouTube（ユーチューブ）にジャパンカップの動画がいくつかあったが、この動画が一番内容がよかった。

スタート後いきなり出遅れ、11頭中11位の最後尾に位置するディープインパクト。だが、俺は全く驚かない。これが、いつものディープインパクトの位置（走り方）だからだ。

残り600メートル(全2,400メートル)を切った辺りから、ディープインパクトは加速を始める。この時、先頭のコスモバルクとは5馬身から6馬身の差。

数頭抜き去った後、後ろからウィジャボードがすごい勢いでディープインパクトに襲い掛かる。

「ああ、追い抜かれるぅ～。凱旋門賞の二の舞か～。」と思ったが、ディープインパクトはさらに加速し、ウィジャボードを引き離す。あとは、コスモバルクを追い抜き先頭に立ったドリームパスポートに追いつくかどうかだ。

「飛べ～！！ディープ！！」

周りの馬と比べると、ディープインパクトは最速だったが、テレビ中継だとゴールラインが全然見えないので、俺は「（先頭に）届くのか…おい、届くのか…。」と不安だった。

「いけいけ～！抜け～！ディープ！」

結局、ドリームパスポートをあっさり追い抜き、2馬身差でディープインパクトの優勝。

「やった～！さすがディープだ♪」

凱旋門賞で失格となってしまったディープインパクトが、凱旋門賞では見せられなかった【本当の走り】を見せ汚名を返上。

日本競馬史上最強の馬が復活した。

順位	馬名	騎手名	着差	単勝オッズ
1位	ディープインパクト	武豊	-	1.3倍
2位	ドリームパスポート	岩田康誠	2	16.2倍
3位	ウィジャボード	L.デットーリ	1/2	9.5倍
4位	コスモバルク	五十嵐冬	1	40.9倍
5位	フサイチパンドラ	福永祐一	1 1/2	56.2倍
6位	メイショウサムソン	石橋守	ハナ	16.0倍
7位	フリードニア	T.ジレ	1/2	90.2倍
8位	スウィフトカレント	横山典弘	3/4	43.3倍
9位	トーセンシャナオー	後藤浩輝	3 1/2	151.1倍
10位	ハーツクライ	C.ルメール	6	5.8倍
11位	ユキノサンロイヤル	田中勝春	3 1/2	217.8倍

2006年12月24日（日）に行われる競馬のオールスター戦『有馬記念』が、ディープインパクトの最終レースとなる。今回のジャパンカップで10位と不調だったハーツクライが復活し、ディープインパクトと再戦するのかが注目。

今回見られなかったゴールライン付近での「ディープインパクトとハーツクライの熱い争い」を期待したい。そして、是非ともディープインパクトには有終の美を飾って欲しいものだ。

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イメージ	情報
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