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2010年06月01日(火)

テレビ番組『上岡龍太郎がズバリ!』の「霊能者vs怒っている人」という企画が大変興味深かったので、その動画を紹介する。

霊能力について「積極的否定派」の上岡龍太郎が、霊能者に怒っている人たち25人と共に、「自称霊能者」の人たち25人とガチンコ対決している。

オウム真理教事件の後(1995年)に放送された為、反響が非常に大きかったようだ。

司会は、上岡龍太郎。アシスタントは、進藤晶子(深堀晶子)。50人ウォッチャー(出演している50人の情報を伝える役目)は、梶原しげる。

たまには、霊能力に否定的な番組も見てみよう

現在は、呼び名を、「霊能者」ではなく「よく当たる占い師」や「スピリチュアル・カウンセラー」などに変化させている者もいる。しかし、その実態は同じ。

問題は、占い師や霊能者などを賞賛する、肯定的なテレビ番組が多いこと。毎朝「○○占い」を放送している上に、否定的な番組がほとんどないので、素直に「自称霊能者」の言うことを信じてしまいやすい。

大切なのは、疑問を抱くこと。「○○だから~なんです」と言われた場合に、素直に「そうなんだ」と受け入れるのは良くない。前提条件の「○○」が間違っている、もしくは、根拠が薄弱なことがあるからだ。

これから紹介する番組は、自称霊能者に対し、様々な疑問を投げかけることで、問題点を明らかにしていっている。

以下続き

「霊能者vs怒っている人」パート1

この企画は、2部構成となっており、パート1から出演するゲストは次の4人である。

懐疑派
伊集院光そのまんま東(東国原英夫)
全否定ではない派
小林完吾
チョッピリ肯定派
白石ルース

パート1は全部で6本の動画で構成されている。連続してみられるようにプレイリストを作った。

コールド・リーディング

2番目の動画で、自称霊能者が「上岡さん、ひょっとしたら腰が悪いんちゃうかな思います。」「アナウンサーの人(進藤晶子)は、こう、喉の辺りがちょっと……。」と言っている。これは、典型的なコールド・リーディングの手法である。

上岡龍太郎は、年齢を考えると、腰が悪い可能性が高い。また、進藤晶子は、アナウンサーという職業柄、喉を痛める可能性が高い。

「気になる」と口を濁しているが、もし当たった場合、霊のせいにするつもりだったのだろう。当てられた方は、「なぜ、初めて会った人に、ピンポイントで当てられたんだ!?」と強い衝撃を受け、「もしかして、この人は、本当に特別な力があるのかも……」と、後の言葉を信じやすくなる。

地縛霊に対する疑問

5番目の動画で、上岡龍太郎が自称霊能力者の稲川りよ子に対し、次のような疑問を投げかける。

  • 「地縛霊があるんやったら、京都は『応仁の乱』以来、何万人死んでる。地縛霊は、なぜ映らないんですか?」
  • 「霊は、人間だけにあるもんなんですか?」「のみは?しらみは?ごきぶりは?南京虫は?」

稲川りよ子の答えを聞くと、都合良く解釈しているだけだということが分かると思う。

「霊能者vs怒っている人」パート2

パート2からは、次の4人が加わる。いずれも、霊能力に懐疑的な人たち。括弧内は、放送当時の肩書き。

  • 大槻義彦(早稲田大学理工学部教授)
  • デーブ・スペクター
  • 寺門和夫(科学雑誌「月刊ニュートン」副編集長)
  • 高橋紳吾(東邦大学医学部講師)

さらに、「自称霊能者」に治してもらった人も登場。「上岡龍太郎+霊能力懐疑派のゲスト」vs「自称霊能者+自称霊能者に治してもらった人」という戦いの構図になる。

パート2は5つの動画から構成されている。

分からない現象の答えを無理矢理作る

パート2の2番目の動画で、デーブ・スペクターがこう言っている。

「古代1000年以上前に、科学の、理化学の知識の知も無い時代に、全く、自然現象、分からないところに、無理矢理解説をつけた『雷』や『風』とか『太陽』とかそういったものにつけた、無理矢理につけた、迷信ていうものに過ぎないという疑い・疑問は一回もないですかね。」

すぐに答えを求めず、「なぜ?」と考えることは、とても重要だと思う。

「分からないこと」って不安になる。不安は恐怖を生む。恐怖を払拭する為には「答え」が必要だ。分からないままにしておくよりも、「なんだかよく分からないけど、目に見えない特別な存在の仕業だろう」と思い込む方が安心できる。

科学の進んだ現代に生きる人たちは、『雷』を科学的に説明のできる自然現象だと理解できる。しかし、科学という言葉すらない大昔の人たちには説明できなかった。そして、『雷』を『神』という特別な存在の力だと、無理矢理答えを作った。『雷』の語源は、神が鳴らすものと信じられていた為、「神鳴り」である。

昔は、幽霊の仕業だと考えられていた現象も、現代の科学により、次第に明らかになりつつある。「金縛り」は、科学的に説明できるし、「ラップ現象」や「ポルターガイスト現象」も、よく調べてみると、原因が特定できたりする。

何でも霊などの仕業とするのは、思考停止だと気づいた方がよい。考えても考えても答えが出ない時は、保留にすればよいんだ。答えがなければ、また考えるのだから。

「霊能者vs怒っている人」に登場した自称霊能者たち

番組に登場した「自称霊能者」は、名前や肩書きを変えて、未だに活動している人が多い。

関連動画の紹介

「みんなで見たから間違いない」は間違い

『幽霊』と思われる存在を見た時に、「目の錯覚かも知れない」と考えるよりも、「私には特別な力があるのかも」と考える方が楽しいし、肯定的な結果は受け入れやすい。

超常現象を扱った番組では、「複数の大人が同時に見た。だから、間違いない。」という意見をよく耳にする。しかし、これは論理的な思考ではない。

上岡龍太郎の言うように、複数の人が同時に見たって、それが幽霊とは限らないからだ。複数人が同時に錯覚を見ることは、起こりえる現象である。これは、UFOなど、他の超常現象にも当てはまる。

人は誰でも錯覚を起こす

目の錯覚を利用した「だまし絵」が沢山見られる動画である。この動画を見れば、人の視覚(脳)のいい加減さがよく分かるだろう。

手品は、先入観を利用して騙す

目の錯覚を利用した手品の動画。人の目は簡単に騙せてしまう。高度なテクニックを使った手品だと、100人同時に騙すことだって可能である。

  • 手品師に、どれだけ目をこらしても種の分からない手品を見せられた。だから、その手品師は「特別な能力のある超能力者」だ。

おかしいと思いませんか?では、次の思考は、どうですか?

  • 占い師や自称霊能者に、分かるはずのないことを、ズバリ言い当てられた。だから、言い当てた人は「特別な能力のある本物の霊能者」だ。

覚えておくと良い、占い・霊能力に関する知識

なぜ、占いや霊視で「当てられた!」と思うのか。その謎は、次にあげるリンク先の情報を学ぶことで明らかになるだろう。

Wikipediaで学ぶ

以下の6つのリンクは、全てがインターネット百科事典『Wikipedia』へのリンクである。「よく当たる」と評判の占い師は、コールド・リーデングの技術に長けている。

超常現象の専門サイトで学ぶ

超常現象に懐疑的な立場をとる、おすすめのサイトを紹介。分かりやすくて、為になる情報が満載。

ベストセラー作品で学ぶ

詐欺師,占い師,霊能者が使う「コールド・リーデング」の仕組みを分かりやすく解説している良書を紹介。

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タイピングのサイトからとんできました 
非常に興味深い内容です
更新楽しみにしています

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プロフィール
ごんた
著者近影(ごんたの顔)
恥ずかしいのでモザイク入れました

好奇心旺盛なタイパー

タイプウェル』の称号を3つ獲得している。

  • スペシャリスト(国語R)
  • オールラウンダー
  • トゥルータイパー

『タイプウェル』で225人目の殿堂入り。

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