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2006年12月04日(月)
『Easyway to stop smoking』(邦題:『禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる』)の著者であるアレン・カー(Allen Carr)が、11月29日にスペイン南部マラガ付近の自宅で息を引き取った。
今年の夏頃から肺がんを患っていたようだ。享年は72歳である。
アレン・カーが肺がんだったことに対する反応
”身をもって喫煙(受動喫煙)の恐ろしさを教えてくれた”という方、”やめるのが遅すぎたのではないか(やめてもムダなのではないか)”という方、”タバコをやめたから72歳まで生きられたんだ”という方など、さまざまな反応がありました。
ただ、この肺がんという死因に関してネガティブな受け止め方をされている方のほとんどが現役の喫煙者であるということが興味深いところです。
『禁煙セラピー』の著者であるアレン・カーが肺がんという病気が原因で死去したことに対し、世間では色々な意見があるようだ。
『禁煙セラピー』を読んで実際に禁煙に成功した俺は、「身をもって喫煙(受動喫煙)の恐ろしさを教えてくれた」という意見に賛同する。なにか運命的なものを感じてならないのだ。
以下続き
アレンが考案した禁煙メソッドは、世界45カ国で書籍化され、書籍とDVDを合わせて1000万部以上売れており、現在もその勢いは増すばかりです。また、アレンが創立した禁煙クリニックは、世界30ヵ国70ヶ所に拠点があり、年間45,000人以上のクライアントが訪れています。
『禁煙セラピー』の著者であるアレン・カーは、23年前(1983年)までは1日に100本以上のタバコを吸うヘビースモーカーだった。しかし、彼は世界中にいる喫煙者の多くを、禁煙者に変えることに成功した。
「自らの禁煙経験」と「友人や親類に協力してもらった臨床テスト」を元に、独自の禁煙法(やさしい禁煙法)を考案したのだ。
アレン・カー独自の禁煙法の特徴
アレン・カーが考案した禁煙法の特徴を紹介したいと思う。次に挙げる項目は、『禁煙セラピー』のカバーの内側に実際に書かれているものである。
- 精神力はいらない。
- 禁断症状がない。
- 太らない。
- ヘビースモーカーほど簡単。
- 代用品不要。
- 誰でもすぐにやめられる。
これらの特徴を見て、喫煙者は「おいおい、嘘だろ?!」と思うかも知れないが事実である。『禁煙セラピー』を読んで実際に禁煙に成功した俺には分かるのだ。
6つの項目には、一見関連性のないように思えるだろうが、全てに共通する要因がある。それは、「我慢しなくていい」ということだ。
「我慢しなくていいから、○○。」とすると、上に挙げた項目の全てが成り立つのである。
「禁煙」とは我慢することではない。
「禁煙」という言葉を聞いた場合、「タバコを吸う事を我慢すること」と連想する人が多いと思う。しかし、「タバコを吸う事を我慢する禁煙方法」はなかなか長続きしないし、ストレスを溜め込むことになる。
俺は、『禁煙セラピー』を読んで禁煙に成功する以前に、「タバコを吸う事を我慢する禁煙方法」を試みて何度か禁煙に失敗した経験を持つ。そして、失敗しておきながら、「ああ、俺、1ヶ月も禁煙したよ、すげーな。」と自分を称えてしまっていたものだ。
『禁煙セラピー』に書いてある禁煙方法は、「タバコを吸う事を我慢する禁煙方法」ではない。現に、「読み終わるまでタバコをやめないでください」と注意書きがあるほどだ。
もちろん、よい子の俺は、注意書き通りにタバコを吸いながら読み進めていった。
タバコを吸いたくなくなってくる
『禁煙セラピー』をどんどん読み進めていくうちに、だんだんタバコを吸っていることがあほらしくなってくる。
おそらく、喫煙者が考える「タバコを吸うメリット(利点)」をことごとく潰していき、「タバコを吸うデメリット(損失)」を何度も繰り返しているからだろう。
「なんかマインドコントロールみたいだな。」と思ったが、俺は「騙されて健康になるんだったら、騙されてやるぜ!」と考えた。
さらに読み進みていくと、「あのぉ…もう吸いながら読みたくないんですけど、止めちゃっていいっすか?」って気持ちになってくる。
だが、よい子の俺は、注意書きを頑なに守り、最後までタバコを吸いながら読んだ。読み終えた後に、俺が真っ先に思ったことがある。
「よしっ!読み終えたから、もうタバコを吸わなくてもいいんだろ!止めても文句言わさねーぞ!」だった。
本の最後の方を読む頃には、タバコを止めたくて仕方なくなっていたのだ。
『禁煙セラピー』を読んだ後
俺は、『禁煙セラピー』による「タバコを吸いたくなくなる禁煙方法」で禁煙に成功した。
『セブンスター』を1日約20本(1箱)吸っていた一般喫煙者の俺は、『禁煙セラピー』を読んで数年たった今でも、タバコを吸っていない。…というよりも、『禁煙セラピー』を読み終えてからは、タバコを吸いたいと思ったことがない。
周りでタバコを吸っている人を見た時に、思うことは「ああ、この人かわいそうだな。」である。
「タバコを吸う事を我慢する禁煙」を行っていた時には、「ああ、いいな。俺も吸いたい。」だったが、『禁煙セラピー』を読むことによって、全く正反対の気持ちになることが出来たのだ。
今となっては、風邪で喉が痛くてもゴホゴホ言いながらタバコを吸っていた頃が懐かしい。無理をしてでも吸わざるを得なかったあの頃には戻りたくないものだ。
禁煙補助剤(ニコチン補助剤)による禁煙
禁煙方法の1つに、禁煙補助剤(ニコチン補助剤)を使う方法がある。これは、ニコチンをタバコ以外の方法で吸収しながら、時間をかけてゆっくりニコチン摂取量を減らしていき、禁煙へと繋げていく方法である。
ニコチンを摂取しながら行う方法なので、ニコチンが体内からなくなることによる禁断症状は出ないだろう。だから、ニコチン依存症(身体的なタバコ依存症)に対しては効果があるだろう。
ただし、ニコチン補助剤は、肝心の精神的なタバコ依存症(タバコを吸わないと落ち着けない等、タバコがないと不安な状態)に効果があるかについては疑問を感じる。
精神的なタバコ依存症から脱却しない限り、せっかく禁煙できたとしても、ふとしたきっかけで、また喫煙するケースがあるのだ。
禁煙にかかる費用と期間
『禁煙セラピー』を使った場合
『禁煙セラピー』を使った禁煙方法に対してかかる費用は、たったの945円(税込)、つまり本の値段のみである。
そして、禁煙達成までに要する期間は、たった数日(本を読み終えるまでの期間)である。
『禁煙セラピー』を読み終えると、タバコを吸いたくなくなるので、自らタバコから遠ざかるようになり、二度と吸わないで済むようになる。
禁煙補助剤(某有名商品)を使った場合
ニコチン補助剤は、1箱数千円と結構高い。しかも、商品の説明書通りに使用すると、数日で1箱がなくなり、禁煙達成までに約3ヶ月間を必要(個人差がある)とする。タブレット・タイプ(ガム)のものは味が美味しくないらしいので、続けて使用することすら困難かも知れない。
ニコチン依存症による「タバコ(ニコチン)が欲しい」という生理的な欲求は現れないだろうが、精神的には我慢している為、ストレスを感じる人も現れるだろう。口寂しさを補う為に、ガムやフリスクなどをタバコの代用品として使う人もいるようだ。
禁煙達成までに掛かる費用は、ニコチン補助剤だけで、2万から3万円(個人差はある)が必要である。タバコの代用品を購入していればそれ以上が必要。総費用を考えるだけで、滅入ってしまう人は多いのではないだろうか。
実際に、ニコチン補助剤で禁煙を達成する人も多いと思うが、945円の費用を使い数日で禁煙に成功した俺からすれば、ぼったくり行為だと思ってしまう。
タバコを止めたい喫煙者へ
アレン・カーの『禁煙セラピー』はマジでおすすめです。タバコを止めたいと思っている人は、騙されたと思って一度読んでみよう。
禁煙を決意したあなたに訪れるのは、すがっていた物を失う不安ではなく、強敵に打ち勝った達成感である。
『禁煙セラピー』を読んでタバコを止めた時には、「もうタバコに束縛されなくていいんだ。」と、自由を手に入れた開放感を味わうことが出来る。
俺は、決して意志の固い人間ではない。むしろ欲望に流されやすい方だ。こんな俺でもタバコを止められた。
『禁煙セラピー』による成功率は脅威の90%!万が一、失敗したとしても損失は945円。やらない手段はないだろう。
アレン・カー氏へ
あなたのおかげで、私は、タバコを完全に止めることが出来ました。ありがとうございました。御冥福を心からお祈りいたします。
アレン・カーの著書
- 禁酒できる本
- ダイエットできる本
- 心配癖を治せる本
関連Webサイト、関連Webページ
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ごんた(管理人)からの返事はありません。ごんたへの連絡は、メールフォームからよろしく。
私は現在49歳の男性です。16歳ぐらいにタバコを初めて吸ってから、41歳の誕生日前後まで、約25年間タバコを吸っていました。20歳位の時点で、もうすでにタバコが自分に合わないと気づきました。それからというもの、年に数回はタバコをやめようと思い禁煙を誓うのですが、半日と持ちませんでした。
禁煙セラピーは以前から知っており、本も持っていました。多分41歳になる数日前だったと思いますが、本を思い出し読み出しました。最初は普通に読んで2度目は線を引きながら、そして少なくとももう一度、つまり3回は読んだと思います。そして明日からやめようと思い、寝る前に最後の一本を吸いました。でも結局、次の日の朝吸いたくなり我慢できずに吸ってしまったのです。
ところが、何と、それを最後にきっぱりとやめられたのです!!それも本に書いてあるとおり、何の苦労もなく!!
これは本当です。それを境に以後、ほとんど全く吸いたくなっていません。禁断症状もありません。あるのは「タバコをやめられたんだ」という、意識だけ。かといってよく喫煙者が想像する、「手持ちぶたさになること」も全くありませんでした。
そしてタバコそのものに対する意識も日ごとに薄れて行き、長くても2~3年後には完全に頭の中から消えていたと思います。タバコの煙がそばで漂っているときだけ、意識するぐらいでしょうか。それと仲間と飲酒をしているときはどうしても思い出し、吸いたくなることもたまにありましたが、それでも吸ったら終わりだと思うとそれ以上吸おうとは思いませんでした。もちろん、辛くもなんともありません。酒も禁煙を始めてからもずっと飲んでいましたが、関係ありませんでした。不思議ですよね。
すでに禁煙後8年以上経ちますが、今振り返っても本当によかったと思います。アレン・カー先生のおっっしゃることは全く本当です。気になっている人はすぐにあの方法に取り掛かることを、強く強くお勧めします。
アレンカーさんの死去は今日初めて知りました
今さらですがご冥福をお祈りします
私も禁煙セラピーのおかげで禁煙できました。
一人でも多くの方が禁煙に成功されるといいですよね。
私は、33歳のオヤジです。喫煙は17歳からです。当時は、友達が吸っていて、お前もどう?と言う一言から、何と1年前まではセブンスターを日に3箱吸うヘビースモーカーでした。
本当に、この「禁煙セラピー」の本に出会うまで、どれだけ苦労したか…。
まず、私がトライしたのは、
「離煙パイポ」
そう、みなさんご存じかとおもいますが、一日中、そのパイポを付けて幾らでも吸っていいのです。そして、次の日に新しいパイポに付け直して、一日に付き3%ずつニコチンの摂取量を減らして行き、30数日後には、ニコチン摂取量がほぼゼロになる計算された画期的なパイポでした。確か、12000円くらいだったと思います。ですが、ですが、40日経っても、50日経っても、止めることができませんでした。そう、精神的な考えを拭いきれていなかったのです。だから、いたちごっこ…。
それで、諦めてシガノンと言うニコチンパッチを試しましたが、ダメ…。
もう、一生、ヘビースモーカーでいよう…
と諦め掛けていると、友人から、「禁煙セラピー」の本を貰いました。「騙されたと思って、読んでみろ」って。
何を試しても、どんなに苦しんでも、タバコを止めることが出来なかった私…。
その本には、確かに読み終えるまでは、タバコをすいなさいと書かれていたので、「またか…どうせ…」と思いながら、灰皿を傍らに置き、タバコをふかしながら、読み進めていきました。するとどうでしょう!タバコがまずく感じ始めたのです!
「えっ!」
正直、我を疑いました。そう、言葉による催眠なのでしょうか?分かりませんが、不思議とタバコが欲しく無くなってくるのです。そう、読み進めて行く内に…。
タバコが止められた最後の決めては、本の最後に書かれているこんな感じの一文でした。
さぁ、あなたは、最後の1本のタバコの毒が血液を流れるのを感じながら、肺一杯に煙りをため込み吸って、ノンスモーカーへの仲間入りをしようではありませんか?
この文章だけをいきなり読むと、意味不明ですが、その文章は、最後に書かれているからこそ意味があり、その「禁煙セラピー」の本を最初から読まないと、その意味は不明だと思います。そして、二度と喫煙はせず、今に至ります。
著者曰く、「禁煙は簡単なのです。それも、ヘビースモーカーであればあるほど…」などと、嘘っぱちを言ってるなぁ~と思いながら半信半疑で本を読み進めて行くのが、とても効果的です。すると、心の奥底に潜在意識として、一字一句が刻まれて、タバコを吸う行為がアホらしく思えてきます。そう、本に書いてあるように、この本を読み終えるまでは、禁煙しないで下さい!などと、訳の分からない事を言ってるなぁ~、本当に止められるのぉ?と疑う人ほど、タバコが止められると思います。
この一冊が、私の人生を変えたと言っても過言ではありませんが、発明者が亡くなられて残念で仕方がありません。お悔やみ申し上げます。ですが私は、死ぬまで
「アレン・カー」
を忘れない!
ありがとう!!!!
実は、禁煙を始めてから、挫折しそうな時に禁煙を題材にした、サイトを漁っていました。
それで、このブログを拝見致しました。
本を読むだけで辞められるならもっと禁煙成功者がいるだろう。
と思って、他のサイトの言う事なんか信じず、何かイイサイト無いかな?
と藁をも掴むつもりで、探し続けました。
失敗しても945円。って言葉が良かったですね。
確かに、騙されたってたかが知れてるな。
と思いました。
そして、読みは始めると、訳がイケてなくて、イラつく表現も確かにあるんですが、嘘の様に、タバコを辞められたのです。
「ニコチン 中毒」だから吸いたくなるんだよ。
という事がずっと書いてあるだけで、カラクリも何にも無い。
この本があまりにも良すぎて、喫煙者に何人にも勧めました。
それで分かった事は、辞める気のある人には!響くけど、自分の意志以外で禁煙しようとした人には響かないみたいです。
子どもの為とかじゃダメみたいです。
十五年近く悩んできた喫煙生活なんて、忘れてしまうほど、自分が喫煙者だった事からかけ離れた生活を、しています。
禁煙したいなら、気軽に読んでみるべきですね。