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第88回全国高校野球選手権大会の決勝戦が行われた。

決勝まで勝ち上がってきたのは、南北海道代表の『駒大苫小牧高校』と西東京代表の『早稲田実業高校』である。

『駒大苫小牧』が『中京商業（現在の『中京大中京』）』以来73年ぶりとなる夏３連覇の偉業を達成するのか、『早稲田実業』が『駒大苫小牧』の３連覇を阻止し夏初優勝を遂げるのか…。

試合は、『駒大苫小牧』のエース「田中将大（たなかまさひろ）」と『早稲田実業』のエース「斉藤佑樹（ハンカチ王子）」の壮絶な投手戦となった。

田中将大は、昨年の優勝投手で、プロ野球『西武ライオンズ』の松阪大輔とも比較されるほどの逸材。

斉藤佑樹は、きっちり折りたたまれたハンドタオル（ハンカチタオル）で顔の汗を拭う『ジャニーズ事務所』からも声がかかりそうな爽やかなイケメン。

二人とも140km超の速球を投げる「超高校級のピッチャー」である。

７回まではあんまり見てなかった(￣σ_￣)　俺がちゃんと見始めたのは、試合が動き始めた８回途中からだ。

８回表、『駒大苫小牧』の攻撃、２番打者「三木悠也」がソロホームランを打ち１点先制する。しかし、その裏、『早稲田実業』の３番打者「桧垣皓次朗」の２塁打（レフトのエラーで３塁まで進む）と４番打者「後藤貴司」の犠牲フライで１点を取り返し、振り出しに戻る。

11回表

ノーアウト２，３塁、ピッチャー「斉藤佑樹」は、６番打者の「田中将大」を敬遠し満塁策を講じる。７番打者「岡川直樹」がスクイズ失敗。

うわぁ～もったいな～い！

13回表

４番打者「本間篤史（めがね）」が今大会初の送りバント。

おぉ、４番がバントか～！

13回裏

３アウト３塁、ピッチャー「田中将大」は、３番打者「桧垣皓次朗」と４番打者「後藤貴司」を敬遠し満塁策。これが功を奏し０点に抑える。

駒大も満塁策だ～！

14回裏

６番打者「斉藤佑樹」が打ったボールが超イレギュラー。

おぉ、すっげ～弾んだ～！

15回表

２アウト、ピッチャー「斉藤佑樹」は、４番打者の「本間篤史」と真っ向勝負。

147km！143km！147km！146km！146km！５連続でストレート。最後は133kmのフォークボールで三振を奪う。そして、クールな「斉藤佑樹」が吠えた！

うぬおぉぉぉぉ～！！（俺も吠えた）

３連投した投手が15回まで投げたとは思えないほどの球威だった。

15回裏

三振，フォアボール、三振，ショートフライで３アウト。試合は引き分けで37年ぶりの「決勝再試合」ということになった。

試合終了後

3時間37分の激闘を戦い抜いた選手達に対し、観客はスタンディングオベーション。アルプススタンドでは、エールの交換が行われた。

スコア表
校名	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	計
駒苫	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
早実	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1

田中将大投手は、いつも気合の入った表情で投げているが、今回は非常に冷静な感じがした。
斉藤佑樹投手は、140kmを超す速球を常に低めに集めていてた。「平成の新怪物」こと大阪桐蔭高校の中田翔から３三振を奪った辺りから気になっていたが、ほれた。
観客の中にいる美少女を映し出すカメラマンがいるが、顔をアップでとらえているのに美少女の視線が別の方を向いているのはなぜだろう。盗撮映像を見てるみたいでなんかドキドキした。
「高校野球の優勝校が決まる」という記事を書きたくてメモをとりながら試合を見ていたのだが、再試合となって複雑な心境。せっかく書いたメモが無駄にならないように、今回の試合を記事にしたが、明日の再試合の様子も書くべきなのだろうか…(;´Д`)

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